社員研修をするなら全社で

まずは幹部からはじめましょう

社員研修というと、新人を対象にしたものや、幹部候補生を対象にしたものを想像しがちです。しかしながら、こういった取り組みを始めようと考えるときには、まずは幹部クラスの人から実践することが重要です。すでにそれくらいのことはわかっている、と考えられがちではありますが、研修で学習したことを持ち帰り、そのことを上司が知らないことがわかると、途端にテンションが下がるものです。そのためには、十分に幹部が研修内容を理解し、実践している姿を見せていてこそ、会社全体に効果が広がっていくものです。そのため、まずは幹部クラスから社員研修に参加して、会社の空気を事前に変えておき、研修の権威を上げておくことが重要なのです。

経験しておくことが大事

何事もそうですが、経験者の言葉が重く響いてくるのは、その苦労なども含めて乗り越えてきた実績があるからこそです。口先だけで予想をいったところで、経験したことのある人は違和感を感じ、白けてしまうものです。ですから、社員研修の内容については、幹部クラスから順番に役職を下げて参加していくことです。上司がすでに経験していることで、一般社員は聞く耳を持つものなのです。それが、業務に直接的にかかわるものであれば、それほどの抵抗感は示さないものの、一見理不尽な環境を強いて、それを乗り越えることを目的とした研修は、特にその傾向が出ます。何かにぶつかった時、信頼している人も我慢しているんだと思えることで、チャレンジしようとする人は多いものです。